2009年02月24日

旅人的生活の方法

旅人的生活の方法

 『風のたより』では、年末年始歴史の旅ツアーを行なっています。2000年の年末年始ツアーは、北陸地方を旅することになっており、正月1日午前1時頃には、金沢ユースホステルに泊って酒を飲んでいました。すると仲間の一人が
「死んでいたかもしれない」
と口走りました。驚いた私はわけを聞くと、会社での仕事がうまくいってないと言います。それを気に病んで「自分は駄目な人間だ」とネガティブになり、やぶれかぶれになっていると言います。私は馬鹿野郎と叫びました。そして、その叫びに驚いているツアー参加者に、
「おまえらの力を貸してくれ!」
と無理やりたのみこんで、その問題を全員で討議することになりました。意見は百出し、話合いは明け方まで終わりませんでした。話合いは、翌日の電車の中でも続きました。今年の年末年始ツアーは、語りあいに始まり、語りあいの中で幕を閉じました。

 けれど私の頭から
「死んでいたかもしれない」
という言葉は何時までも消えませんでした。旅人の中にそこまで追詰められる人がいるというのが信じられなかったからです。話合いをしている最中に、そういう気持ちに同調した人が大勢いたということにもショックでした。
 さらに、自分も昔、にたような体験があったことを思い出したために、なおさらショックをうけました。そこで、今さらなのですが、月刊『風のたより』誌上において、もう一度「旅」について語りたいと思い、この文(『旅人的生活の方法』)を書く決意をしました。
posted by マネージャー at 10:14| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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